天童木工は皇室を始め、数多くの企業や官公庁、一流ホテルなどに向け高級木製家具を製造、販売するモールド・プライウッド（成形合板）を主力とする家具メーカーです。

もともとはこの低座椅子は八代目松本幸四郎氏の邸宅を設計する際にデザインされた椅子です。「和室でのくらしに違和感なくとけ込み、ゆったりとくつろげる椅子に座りたい」という要望から生まれたこの低座イス。足を投げ出した姿勢で座れ、広い座面の上ではあぐらもかけます。ご年輩の方も足に負担がかからず、とても楽に座れます。畳や絨毯を傷めないよう、脚部はほどよい幅を持たせたソリの形になっています。印象的なフォルムの背もたれは、柿をふたつに切ったときの断面の様子からインスピレーションを受けたといいます。和室やフローリングのお部屋でもとてもマッチするそのデザインは、ホテルからご家庭まで幅広く使われています。1964年「G マーク」受賞。

• ブランド: 天童木工
• サイズ: 幅55cm、奥行68.3cm、高さ65cm、座面高29cm
• 素材: フレーム/天然木成形合板（ナラ柾目）、背・座/ファブリック

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天童木工 / 底座椅子

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